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第12回 経済と経営は違う
 上智大学名誉教授の渡部昇一さんは、織田信長ビスマルク(ドイツの宰相)を例に、「真のリーダーとは、窮地において生き筋の見つけられる人」と指摘しておられるが、まさにその通りだと思う。
 では、今経営トップに求められるのは、どのような考え、行動なのだろうか。何より大事なのは、経済動向に一喜一憂し、悲観的にならないことだ。 経済動向が企業経営に大きな影響を与えることは疑う余地が無い。それだけに経営者が経済動向に関心を持つ必要があることは間違いない。しかし、経済と経営は、似て非なるものであるということも理解していただきたいと思う。
 昨年ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン教授も、アメリカで評価の高い経営者が、大統領の経済顧問になっても適切なアドバイスができないことを例に、「経済と経営は違う」と、明確に指摘されている。逆も真なりで有能な経済学者が有能な経営者になれるとは限らない。
 経済と経営が違うということは、「数値指標」を見れば理解できる。
 例えば、経済指標でいえば、2008年度の日本のGDPはマイナス2%との発表があったとする。これはそのままの数値で真実の姿が見える。しかし、経営指標は違う。2008年度の日本企業の経常利益はマイナス5%と発表されたとすると、この数値はあくまでも平均値に過ぎない。日本企業の中には、利益を伸ばした会社もあれば、減益になった会社もあるのだ。
 景気が悪くなって市場規模が10%縮小したとしよう。この場合に経営トップとしてどう考えるかだ。市場が小さくなったのだから、自社の業績も落ちてしょうがないと考えるのか、市場が小さくなってもシェアを拡大すれば業績が伸びると考えて、「生き筋」を見出す努力をするのか……いうもでもなく後者が、いまの時代に求められている真のリーダー像なのだ。
 
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