元気塾: 中小企業経営者と自らの自己研鑽を目的に元気塾を開設し、元気印の企業が増えることを願って活動しています。元気塾主宰 疋田文明

疋田文明
中小企業経営者と自らの自己研鑽を目的に元気印の企業が増えることを願って活動しています。
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疋田文明が注目する元気印企業を事例に
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経営者のみなさまと共に探求します。
更新履歴
2023/
11/29
「note」を開設いたしました。最初の記事は「経営に活かしたい先人の思想」になります
2021/
2/22
ミドル層のための『出前・元気塾』を開始いたしました
2021/
2/22
若手社員のための『出前・元気塾』
経営セミナー 『経営トップの果たすべき役割とその実践法』 ~講義録 頒布のご案内~
 
連載コラム
第6回 業務日誌が人材を育てる
 「

社員の声

が聞こえてこない」――これは、多くの

経営者

が共通して持っている悩みだ。この種の悩みを解決する上で参考になると思える事例があるので紹介する。
 それは、「アッシュ・ペー・フランス」(アクセサリー、服飾雑貨の専門店を約60店舗をようし、年商80億円)という会社が導入している「

業務日誌

」だ。
 「これは、300人を超える全社員に僕宛てに出してもらっています。毎日の

業務日誌

は、僕にとって血液のようなものですが、長々と報告することを求めているわけではありません。その時点で抱えている問題、今日の仕事、今日の出来事について、それぞれ1行ずつでもいいから、5分以内にまとめてメールするようにいっています」(村松孝尚社長)
  この

業務日誌

は、社員が3人の時から続けられているのだが、その効用を村松社長は次のように説明する。
 「毎日業務日誌を書いていますと、瞬間的にその日のことが浮かんでくるようになるようです。書くことは、『考える』『問題意識』を持つことにつながりますから、新入社員でも3年もやりますと、

マーケティング能力

のようなものまで身に付くようになります」
 300人を超える社員の毎日のメールにいちいち返事を出さないことは、事前に話をしてあると聞く。村松社長は、メールに、変化の兆しを見、問題点を発見したときには、直接電話をするようにしているという。
 同社の

業務日誌

には学ぶべき点が多々あると思えるのだが―――。
 
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